シカゴのラッパー、キング・ルイ(King Louie)が12月23日、同市南西部にあるアシュバーン付近で頭を撃たれていたことが明らかになった。報道によると、命は無事で回復に向かっているとのことだ。

 同ニュースは、シカゴ・サンタイムズ紙がルイのマネージメントに確認をとったうえで報じている。ルイ(本名ルイ・ジョンソンJr.)は、現地時間午後3時30分頃に自身の自動車のなかで撃たれたそうだ。

 米ビルボードがシカゴ警察に確認したところ、27歳のある男性が事件当時、同現場で車内で撃たれ、Advocate Christ Medical Centerに搬送。意識はしっかりしていたという。シカゴ警察では被害者の名前を公表したり確認することは方針に反するということで、名前を明かしていない。

 ルイのマネージメント・チームの代表はシカゴ・サンタイムズ紙に対し、事故後の彼は「意識があり、話もしていた」と話している。

 2009年に“Chi-Raq”という造語を作ったとされるキング・ルイ。今月はじめには、スパイク・リー監督の映画『Chi-Raq』が劇場公開された同日に「Fuck Spike Lee」という曲をリリースしている。


◎King Louie- "Fuck Spike Lee" (Video)
https://www.youtube.com/watch?v=IOlqkhW8es0