エド・シーランがソーシャルメディア休止宣言……画面ではなく自分の目で世界を
エド・シーランがソーシャルメディア休止宣言……画面ではなく自分の目で世界を

 エド・シーランが少なくともしばらくの間、ソーシャルメディアから退くことを発表した。同シンガーソングライターは12月13日の早朝、インスタグラムに“しばらくの間は最後の更新”とする手記を掲載した。

 シーランは「ハロー、みんな。しばらくの間、電話やメールなど全てのソーシャルメディアをお休みするよ。僕は5年間、素晴らしい時間を過ごしてきたけど、自分の目でなく画面を通して世界を見ていることに気付いたんだ。だからこれを機に、世界を旅するためにどこに行くわけでも何をするわけでもなく、見逃してきた全てを見るつもりさ」などと綴っている。

 1,610万人のツイッター・フォロワーと550万人のインスタグラム・フォロワーはこのニュースにガッカリすると思うが、シーランいわく、2011年の『+ / プラス』や2014年の『x(マルティプライ)』の過去作を上回るニュー・アルバムを期待して欲しいと約束している。

 「僕の家族や友達へ、もし僕を愛してくれるのならちょっとだけブラブラするのを許して欲しい。僕のファンへ、3rdアルバムは進行中で、これまで作ってきたものでベストなものさ。みんな、来年の秋にまた会おう。素晴らしい存在でいてくれてありがとう」とも綴っている。

 来年2016年にはこの他、破れた鼓膜の手術や【グラミー賞】セレモニーに出席する予定のシーラン。「シンキング・アウト・ラウド」は最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされており、フィーチャー・アーティストとして参加したザ・ウィークエンドの『Beauty Behind the Madness』は最優秀アルバム賞にノミネートされている。