PSY、エド・シーランほか豪華ゲストのニューアルバムから2曲のMV公開
PSY、エド・シーランほか豪華ゲストのニューアルバムから2曲のMV公開

 「カンナムスタイル(Gangnam Style)」で世界的に注目された韓国のラッパー、PSYがニューアルバム『Psy 7th Album』をリリース。9曲入りの同LPには、エド・シーラン、ウィル・アイ・アム、CL、Zion.T、Gaekoほか豪華キャストがフィーチャーされており、2曲のニューシングルが公開されている。

 1stシングルとなる「Daddy」には、PSYと同じスクーター・ブラウンをマネージャーに持つ2NE1のCLをフィーチャー。元々8月にリリース予定だった同曲は、大ヒット曲「カンナムスタイル」や「ジェントルマン」と同様のエネルギッシュでエレクトロニックなラップ・ダンス・チューンながら、おそらくそのミュージックビデオに注目が集まるだろう。PSYは同ビデオで小学生や毛深いダンサー、複数のお年寄りの体に自身の顔を合成させており、世界的に広まった「カンナムスタイル」のビデオ以来となる愉快な仕上がりとなっている。ちなみにCLはビデオの中盤で登場する。

 一方、PSYがリリースしたもう一つのニューシングル「Napal Baji」(“ベルボトム”の意)は、現在のラジオで聴かれる流行りのファンク・サウンドを取り入れたものだ。

 こちらのビデオは期待通りベルボトムや70年代風ルックに溢れており、最も興味深い点は、「カンナムスタイル」でBrown Eyed Girlsの「Abracadabra」から腰振りダンスを取り入れたのと同様に、有名なK-POPの動きをここでも取り入れたようだ。サビでは片手を外側に開いた状態でキープし、もう片方の手をビートに合わせて前にパンチを突き出している。この動きは、2011年に韓国で大ヒットしたT-ARAのシングル「Roly Poly」の有名な動きにとても良く似たものとなっている。