第1位は少年合唱団リベラ『天使のくれた奇跡』、USJとのタイアップ楽曲収録
第1位は少年合唱団リベラ『天使のくれた奇跡』、USJとのタイアップ楽曲収録

 今週のBillboard JAPAN Top Classical Albums第1位は、リベラのソニークラシカル移籍第1弾のミニアルバムとミュージックビデオがセットになった『天使のくれた奇跡』となった。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのクリスマスCMでリベラを起用して5年。2015年冬に一新するナイトショーでは、村松崇継作曲の楽曲でのリベラとのタイアップが実現し、クリスマス・キャロルの「キャロル・オブ・ザ・ベルズ」「荒野の果てに」などを含むミニアルバムとなってリリースされた。「天使のくれた奇跡III ~The Voice of an Angel~」ショーは、11月13日を皮切りに1月6日まで行われる。

 第2位には五嶋龍の新譜『レジェンド』がチャートイン。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とヴィエニャフスキの「伝説」のカップリング盤だ。アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮による、フランクフルト放送交響楽団との共演となっており、11月には同じ演奏者での来日公演が行われた。また7位にはクラシックに馴染みのない人も楽しめるよう誰もが聴いたことのある名曲を中心にセレクトしたベストアルバム『リフレクションズ』もチャートイン。これで5週連続のチャートインとなった。

 第3位は清塚信也のピアノ・ソロ・アルバム『あなたのためのサウンドトラック』がチャートイン。今週で3週連続のチャートインとなった。10月16日より開始されたTBS系金曜ドラマ『コウノドリ』より「Baby,God Bless You」、公開中の映画『ポプラの秋』メインテーマ曲など、自らのオリジナル曲のピアノソロ版の新録音や、映画、ドラマ、オペラ、ミュージカルの名曲カヴァーも収録。このアルバムリリースを記念し、11月より発売記念ライブを開始。『コウノドリ』への楽曲提供と出演に対するWebや雑誌インタビューを始め、CBCラジオを始めニッポン放送、FMヨコハマ、TBSラジオ、ネットラジオのOTTAVAなど多方面のメディアへの登場し注目が集まっている。

text:yokano