今週の洋楽まとめニュースはチャートニュースから。国内洋楽チャートHot Overseasではアリアナ・グランデ「フォーカス」が一気に国内首位に立った。ジャスティン・ビーバー、アデル、ワン・ダイレクションなど人気アーティストのリリースが集合している時期だけに、アリアナ・グランデのここ日本での支持の高さを改めて証明した。
アリアナ・グランデ「フォーカス」がビーバー、アデル、1Dを破り一気に洋楽チャート首位を獲得
アメリカではビルボードHot100ではアデルの「ハロー」が2週目のNo,1をマーク。またアルバムチャートではカントリーシンガー、クリス・スタップルトンの新作『トラベラー』が、自身初の首位となった。
先週に引き続き、アデルの「ハロー」が2週目のNo,1をマークした、今週の米ビルボード・シングル・チャート
カントリーシンガー、クリス・スタップルトンの『トラベラー』が、自身初のNo,1獲得を果たした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート
いよいよ今週11月13日、ジャスティン・ビーバーの新作『パーパス』が発売となった。それに合わせてジャスティンの3年ぶりのプロモーション来日が決定。同日に発売されるワン・ダイレクションとの対決も含めて動向に注目したい。
ジャスティン・ビーバー、3年ぶりのプロモーション来日が決定
今週、世界最大のサブスク「Spotify」で、いま最も再生されている曲がメジャー・レイザーであることが発表され話題となった。一方で、U2のドラマーがその「Spotify」も含めて音楽業界に苦言を呈するなど、複雑な業界模様が透けている。
世界最大のサブスク、Spotifyで今最も再生されている曲は“メジャー・レイザー”に
「音楽業界は崩壊している」 U2のドラマーがSpotifyやAppleに苦言
今週、ニューオーリンズ音楽の父とも呼ばれる音楽家、アラン・トゥーサンが死去した。その死を偲んでパティ・ラベルをはじめ多数のアーティストから追悼の発言が出されている。
アラン・トゥーサンが77歳で死去 “米国音楽の都”ニューオーリンズの音楽を牽引
アラン・トゥーサンの死を偲び、パティ・ラベルがBillboardにコメント
その他、今週は死去の話題が相次いだ。ポップ・ミュージックが世界に広がってしばらくの時間が経ち、レジェンドが次々とこの世を去っていく時期に入りつつある現在のポップ音楽の世界。そのありがたさを噛みしめる時期なのかも知れない。
モーターヘッドのドラマー死去……スラッシュらがツイッターで哀悼
ビートルズのデビュー曲でドラムを叩いたアンディ・ホワイトが死去
最後は明るい話題。スライ＆ザ・ファミリーストーンなどのメンバーとしても知られるラリー・グラハムは今週11月11日に合わせて来日公演を実施。ファンクの真髄を見せつけるようなプレイを披露している。
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森朋之
廣津留すみれ
しいたけ.
