第17回ショパンコンクール終了、一位は韓国人ピアニストのチョ・ソンジン
第17回ショパンコンクール終了、一位は韓国人ピアニストのチョ・ソンジン

 【第17回ショパン国際ピアノ・コンクール】の結果が、10月21日7:50(日本時間)頃に発表され、韓国のチョ・ソンジンが一位を獲得した。

 ショパン国際ピアノ・コンクールは、5年に一度ワルシャワで開催される若手ピアニストの登竜門。10月18日から始まった最終審査には、日本人の小林愛実を含む10名が選ばれ、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団と協奏曲を演奏した。

 一位を獲得したチョ・ソンジンは、現在パリ高等音楽院に在籍中のピアニストで、2009年に【第7回浜松国際ピアノ・コンクール】で最年少優勝、2011年にはチャイコフスキー国際コンクールで三位を受賞し、これまでにマリインスキー管、ベルリン放響、NHK交響楽団と共演するなど世界を舞台に活躍している。なお、2016年1月には【第17回ショパン国際ピアノ・コンクール2015 入賞者ガラ・コンサート】が開催され、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団と入賞者が来日する。

◎【第17回ショパン国際ピアノ・コンクール】
第1位 チョ・ソンジン Seong-Jin Cho
第2位 シャルル・リシャール=アムラン Charles Richard-Hamelin
第3位 ケイト・リウ Kate Liu
第4位 エリック・ルー Eric Lu
第5位 イーケ・(トニー・)ヤン Yike (Tony) Yang
第6位 ドミトリー・シシキン Dmitry Shishkin

◎公演概要
【第17回ショパン国際ピアノ・コンクール2015 入賞者ガラ・コンサート】
日程:2016年1月28日(木)、29日(金)
会場:東京芸術劇場 コンサートホール
出演:ヤツェク・カスプシック(音楽監督&指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
その他の出演者は、10月下旬に発表予定