グレイトフル・デッドのオリジナル・ベーシスト、膀胱がんのため手術へ
グレイトフル・デッドのオリジナル・ベーシスト、膀胱がんのため手術へ

 グレイトフル・デッドのベーシストであるフィル・レッシュが、膀胱がんと診断されたことをカリフォルニア州サンラフェルに所有する自身のレストラン兼イベント会場、Terrapin CrossroadsのFacebookページにて明らかにした。

 レッシュは現在、アリゾナ州スコッツデールにあるメイヨー・クリニック病院で治療を受けており、いずれは腫瘍を除去し完治する見込みだという。

 10月17日に投稿されたメッセージには、「私は10月初旬に膀胱がんと診断され、スコッツデールにあるメイヨー・クリニックで数週間入院して検査を受けており、この先、手術で腫瘍を切除します。とても幸いなことに、病理報告書が示すには腫瘍は全て悪性ではなく、転移の兆候も見られませんでした」、「地元の医者Cliff Sewell氏とメイヨー・クリニックの優秀なチームのおかげで全てがうまく行っており、手術後2週間で普段の生活に戻れます」などと綴られている。

 レッシュは2006年に前立腺がんを患っている。

 なお、この診断結果を受けて、10月24・25日にTerrapin Crossroadsで予定していた自身のグループ、Phil Lesh&Friendsのクリス・ロビンソンとのショーは中止されている。日程は再調整され、チケットの払い戻しに関する情報はまもなく発表するとのことだ。

 レッシュは夏にグレイトフル・デッドの【Fare Thee Well】コンサートに参加していたが、ジョン・メイヤーとのグループ、デッド&カンパニーのツアーには参加しないことを決めている。