【深ヨミ】でんぱ組.inc、ニューSGはこれまでにない売上げ傾向
【深ヨミ】でんぱ組.inc、ニューSGはこれまでにない売上げ傾向

 9月28日付Billboard JAPAN週間セールスシングルチャート“Top Singles Sales”では、でんぱ組.incのニューシングル『あした地球がこなごなになっても』がでんぱ組.incとして同チャート初めての1位となった。

 『あした地球がこなごなになっても』は、漫画家・浅野いにおがジャケットのイラストを描き下ろしたことでも話題になったシングルで、さらに浅野いにおが表題曲の歌詞も手掛けた人気漫画家とコラボした作品だ。SoundScan Japanのセールスデータによると、今作はリリース初週に3.6万枚を売り上げた。もっとも売上げを伸ばしたのは、浅野いにおのイラストが採用された『初回限定盤A』。そして、もっとも売上げを伸ばした地域が大阪となっている。

 地域別の売上高を詳しく見てみると、大阪が1.2万枚、東京6000枚、愛知1000枚となっており、前述の通り大阪がもっともセールスを上げた。これまでも大阪でのセールスがもっとも高いのか、でんぱ組.incの過去シングル3作品(コラボ盤を除く)の大阪と東京のセールス枚数を調査した。
2014年7月30日リリース『ちゅるりちゅるりら』大阪700枚 東京3800枚
2014年11月26日リリース『でんぱーりーナイト』大阪1000枚 東京1.2万枚
2015年6月17日リリース『おつかれサマー!』大阪9900枚 東京1.7万枚
 過去3作品においては今作のように大阪が東京のセールスを上回るという傾向は見られない。これが今作だけの特徴なのか、それとも今後も大阪が1番の売上げを出す地域になるのか、次作の動向に注目したい。