急参加で反感かったカニエ・ウェスト、NYファッション・ウィークで新曲を使用
急参加で反感かったカニエ・ウェスト、NYファッション・ウィークで新曲を使用

 【ニューヨーク・ファッション・ウィーク】へ急きょ参加を決めたカニエ・ウェストが、9月16日の午後に開催した自身のショーの中で新曲を公開した。

 ウェストと同じ時間にショーを予定していたあるデザイナーは、小さき者が大きな者を倒す例え話“ダビデとゴリアテ(Goliath vs. David)”を引用し、彼の急な参加について“道義に反する”と述べるなど、業界内で一部反感をかった【Yeezy Season 2】イベントだったが、彼の音楽ファンにとっては喜ばしい結果となった。

 ピッチ補正されたオートチューン・ボイスをフィーチャーし、ファンキーなベースラインで懐かしのソウル・チューン(音楽情報サイトCoSによるとモータウンのアーティスト、ジ・アンディスピューティッド・トゥルースとのこと)をサンプリングした同曲は、1984年風アイテムに身を包んだ人々が並ぶ映像の上で流された。ドレスリハーサルの間に使用されたこの曲は、「Fade」というタイトルで、ポスト・マローンとタイ・ダラー・サインがフィーチャーされている。

 なお、ウェストのショーには予想通り多くの著名人が集まり、観客席にはロードやミゲルをはじめ、俳優のセス・マイヤーズ、ヴォーグ編集長のアナ・ウィンター、元NFL選手のマイケル・ストラハンの姿がみられた。

 ウェストは昨年の【Yeezy Season 1】でもシーアとのコラボ曲「Wolves」を公開したものの、同曲の正式リリースは未だない。