秦 基博「ひまわりの約束」が約1年ぶりにアニメチャートを制覇
秦 基博「ひまわりの約束」が約1年ぶりにアニメチャートを制覇

 今週のビルボードアニメチャートで、またしても快挙が達成された。今週首位となったのは映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌の、秦 基博「ひまわりの約束」。先週11位から4位へと急浮上した秦だったが、なんと今週遂に1位を獲得。同曲がアニメチャート1位となるのは2014年10月20日付けのチャート以来、約1年ぶりのこととなる。

 「ひまわりの約束」は今週、エアプレイ3位、デジタルセールス1位、Youtube1位、ストリーミング2位と各指標で好成績を記録。この結果には、8月30日に『STAND BY ME ドラえもん』がテレビ初放送されたことに加え、本日9月9日に発売する新シングル「Q & A」のプロモーション稼働により、秦のメディア露出が向上したことも理由として考えられる。いずれにせよ、改めて同曲の魅力と、ドラえもんという作品/キャラクターの人気を証明する結果となったと言えそうだ。同曲は今週、55回目のチャートインも飾っている。

 今週2位~4位には9月2日発売の新曲4曲が続いた。2位のNICO Touches the Wallsによる『アルスラーン戦記』オープニング曲「渦と渦」は、CDセールス4位、デジタルセールス2位という安定したセールス力に加え、ラジオ1位というメディア展開力で秦と僅差の2位に。3位の蒼井翔太「MURASAKI」、4位の月読調(南條愛乃)「ジェノサイドソウ・ヘヴン」はCDセールスで他をリードしたが、秦とNICOの総合力に一歩及ばなかった。

 5位以下にはGENERATIONS from EXILE TRIBE「Hard Knock Days」、KANA-BOON「ダイバー」など今期の人気曲が順当に並ぶ。今週7位のさユりによる『乱歩奇譚 Game of Laplace』エンディング曲「ミカヅキ」は、先週11位からややジャンプアップ。ラジオ5位、デジタル4位とロングラン傾向を見せており、今後注目の1曲になるかも知れない。