【SWEET LOVE SHOWER 2015】開幕！　初日は、ゲス乙女、KANA-BOON、サンボら豪華アーティストが熱演

　今年で20回目を迎えたスペースシャワーTVが主催する野外ライブイベント【SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2015 -20th ANNIVERSARY-】の初日が、8月28日に山梨・山中湖交流プラザ きららにて開催された。雲が多いながらも時より日差しも降り注ぐ天気で、平日にもかかわらず多くの観客で賑わった。

　最大規模を誇るステージ＜LAKESIDE STAGE＞のトップバッターは、各地のフェスに引っ張りだこのキュウソネコカミ。10時30分スタートにも関わらず、人気バンドを一目見ようと会場には多くの人が集まった。そんな観客を歓迎するかのように1曲目からアッパーチューン「MEGA SHAKE IT ! 」をドロップ。ボーカル、ヤマサキ セイヤはシャウトを連発し、午前中とは思えないほどのハイテンションなパフォーマンス。その後も「ファントムヴァイブレーション」、「DQNなりたい、40代で死にたい」、「ハッピーポンコツ」など代表曲目白押しのセットリストで＜LAKESIDE STAGE＞の幕が上がった。

　一方、＜Mt.FUJI STAGE＞では、オープニングアクトを5人組バンド、Mrs. GREEN APPLEが務めSHISHAMO、THE ORAL CIGARETTESと若手の注目株バンドがその勢いを見せつけ、ライブで聴衆を沸かせた。さらに、＜FOREST STAGE＞では、NAMBA69が1曲目に「TAKE ME HOME, COUNTRY ROADS」を演奏しオーディエンスのハートをがっちりキャッチすれば、「晴れたねー！晴れたねー！踊るぜー！」という声と共に9月2日リリースのミニアルバムからの新曲「LET IT ROCK」を、「MY WAY」では、オーディエンスの１人をステージに招き、共に歌い上げる彼ららしいアクトをみせた。

　午後に入ると、＜LAKESIDE STAGE＞には、チャットモンチーが、サポートメンバーの世武裕子、北野愛子とともに“乙女団”編成で登場し、「ときめき」、「Last Love Letter」で披露。続いて登場したBRAHMANは「THE ONLY WAY」から、終盤の「鼎の問」まで、ノンストップで曲を投下する白熱したライブを繰り広げ、ラストはTOSHI-LOWがオーディエンスの上で「ANSWER FOR…」を絶唱し、2組のセンセーショナルなパフォーマンスはオーディエンスを魅了。

　夕方になると、米津玄師、サンボマスター、Charが各ステージで熱演を繰り広げる。そして、＜Mt.FUJI STAGE＞のトリは、KANA-BOON。フィールドは見渡す限り人で埋め尽くされた。「いくぞ！」という掛け声と共に「タイムアウト」を投下。オーディエンスは両手を上げてその音に酔いしれた。そして、MCで「Mt.FUJI STAGEのトリだから、いつもより欲張っていいですか？！ なんでもねだっちゃっていいですか？」と呼びかけ、「なんでもねだり」を披露。その場にいる全員がハンドクラップや合唱でそれに答える。ボーカルの谷口鮪は「みんなが楽しんでくれているのが伝わってきて、おれたちも本当に楽しい」とバンド自身もこのステージを大いに満喫していた。

　そして、１日目のトリを務めたのは、国民的バンドまで成長したゲスの極み乙女。がオン・ステージ。リハーサルから「猟奇的なキスを私にして」「サイデンティティ」を披露し、本番宛らにフィールドを盛り上げる。「キラーボールで踊りませんか？」と、川谷絵音の問いかけから「キラーボール」で本編がスタートすれば、「デジタルモグラ」、「私以外私じゃないの」、「ロマンスがありあまる」など、タイアップ曲をフィールドに叩き込みオーディエンスを大きく揺らしていく。MCでは、昨年の＜Mt.FUJI STAGE＞で誓った「次はLAKESIDE STAGEでトリを務めたい！」という言葉を有言実行できたと喜びを語った彼らは、最新曲にして、夏をテーマにした「無垢な季節」も披露してくれた。そして、本編ラストは「ドレスを脱げ」、アンコールでは、代表曲「キラーボール」の新バージョン「キラーボール（last dance ver.）」をプレイし、、１日目は大団円の中幕を閉じた。

◎イベント情報

【SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2015 -20th ANNIVERSARY-】
山梨県・山中湖交流プラザ きらら
2015年8月28日（金）、29日（土）、30日（日）

◎番組放送情報
【SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2015 -20th ANNIVERSARY-Day1−3】
Day1　10月23日（金）20：00−23：00ほか
Day2　10月24日（土）20：00−23：00ほか
Day3　10月25日（日）20：00−23：00ほか

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