ここ20年以上にわたり、カントリー・ミュージック界においてそれと分かる特徴ある声で「Bye Bye」、「You’re Not In Kansas Anymore」、「Stand Beside Me」などのヒット曲を生んできたジョ・ディ・メッシーナ。彼女はこの度、1999年の夏にカバーし大ヒットさせたドッティ・ウェストの名曲「Lesson In Leavin」をアコースティック・バージョンで披露し、その映像を米ビルボード・サイトで初公開した。

 メッシーナは米ビルボードに対し、同曲のカバーがどのようにして誕生したのかを語っている。

 「この曲を初めて聴いたのは、テレビでドッティ・ウェストの物語(『Big Dreams and Broken Hearts』1995年)を見ていたときだったわ。それで、この曲を共同プロデュースしたティム・マッグロウが私に合うからって、取り上げることを提案してくれたわけ」と説明するメッシーナ。さらには、「やってみて本当に良かったわ。コンサートでこの曲をやるのは本当に楽しいの。特に今回みたいにアコースティックで歌うのもね。未だにお気に入りの1曲よ!」と続けた。

 同曲はファンからも大きな支持が得られ、米ビルボードの“Top Country Songs”チャートで7週間No.2をキープ(1位はローンスターの「アメイズド」だった)したほか、シングル・チャート“Hot 100”では彼女がこれまでにトップ30入りさせた2曲のうちの1曲にもなった。

 YouTubeのカントリー・チャンネル『Country Now』にある“Live from Blackbird Studios”シリーズの一環として撮影されたメッシーナによる今回のパフォーマンスを、米ビルボードが独占初公開することになった。彼女は現在、アルバム『ME』をサポートするツアーを敢行中だが、ニューシングルの制作にも入っているそうだ。同新曲のスペシャル・アコースティック・バージョンも近々、このチャンネルで公開されるという。


◎Jo Dee Messina - Lesson In Leaving | Hear and Now | Country Now
https://www.youtube.com/watch?v=0IONlxP0oXk