【#フジロック15】初日レポート:フーファイ骨折のデイヴが千手観音シートで圧巻アクト、吉川晃司は泉谷しげると腕立て対決?
【#フジロック15】初日レポート:フーファイ骨折のデイヴが千手観音シートで圧巻アクト、吉川晃司は泉谷しげると腕立て対決?

 【FUJI ROCK FESTIVAL '15】が7月24日から新潟県・湯沢町苗場スキー場でスタート。豪華アーティストたちの熱演に大勢の音楽ファンが酔いしれた。

 7月24日から26日まで3日間にわたって開催される同イベント。前日から不安定な天気が心配されていたが、大きく降り出すこともなく、分厚い雲が太陽を遮り、過ごしやすい陽気となった初日。

 最大の動員数を誇る<GREEN STAGE>のトップバッターは毎年恒例、フジロック発オリジナル・バンド、ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRAの面々だ。今年はフロントマンを務めるゲストに泉谷しげる、仲井戸"CHABO"麗市、吉川晃司、トータス松本が登場。吉川はCOMPLEXの「BE MY BABY」も披露し、イントロが流れた瞬間から広場が沸き立つ。また、泉谷と共に曲中腕立てふせをする場面も。

 幅広いジャンルのアーティストを楽しむことができる<WHITE STAGE>には弱冠20歳の新鋭ラッパー、ジョーイ・バッドアスや、2013年デビューのベース/ヴォーカル&ドラムの変則バンド、ロイヤル・ブラッドなど若手アーティストたちが続々と登場。キャリアは関係なしとばかりに力強いアクトを展開。

 フジロック唯一の屋内ステージ<RED MARQUEE>ではストーン・ファンデーション、ザ・ディストリクツ、ドレンジといった気鋭のグループらが圧巻のパフォーマンスを見せる中、SCOOBIE DO、MANNISH BOYSといった国内勢も盛り上げる。

 初日の<GREEN STAGE>ヘッドライナーは、フー・ファイターズ。フロントマン、デイヴ・グロールは6月に出演したライブ中にステージから転落し、右足を骨折。フジロック出演キャンセルも心配されていたが、予定通りに登場。その姿はまさかのギター千手観音仕様のスペシャルシートに座ってのパフォーマンス。メンバーと共に爆音でギターをかきならし、オーディエンスを圧倒。人格者としても評価が高い彼とあって「いつもは立って歩くんだ。」と冗談を入り交えながらステージを進行。その言葉通りに立ってアコースティックで歌ってみたりと、普段よりパワーアップしてるのでは? と、思えるほどパワフルなステージとなった。

 【FUJI ROCK FESTIVAL '15】は24日から26日まで3日間にわたって開催される。ビルボードジャパンではTwitterなどでも現地からの速報を配信中。

◎公演情報
【FUJI ROCK FESTIVAL '15】
2015年7月24日(金)、25日(土)、26日(日)新潟県・湯沢町苗場スキー場