フー・ファイターズ、デイヴ・グロールの手術により残りの欧州ツアーを全キャンセル
フー・ファイターズ、デイヴ・グロールの手術により残りの欧州ツアーを全キャンセル

 デイヴ・グロールが先週、スウェーデンでのライブ中に足を骨折したことを受け、フー・ファイターズは結局、残りのヨーロッパ・ツアーを全てキャンセルせざるを得なくなった。

 グロールの足の手術は6月15日に行われ、その翌日16日、フー・ファイターズは公式サイトにて同ニュースを発表した。そこには、「6月12日に行われたスウェーデン・イエテボリにあるウッレヴィ・スタジアムでの公演中に、ステージから転落したデイヴ・グロールの怪我が長引くため、予定されていたイギリスおよびヨーロッパ公演の残りの全日程をキャンセルするよう医師たちから求められました」と綴られている。

 影響を受ける公演は、6月19日と20日のロンドン・ウェンブリー公演をはじめ、6月23日のスコットランド・エジンバラにあるBTマレーフィールド公演、6月25日のベルギー・ワチターのフェスティバルパーク・ワチター公演、6月26日のイギリス【グラストンベリー・フェスティバル】への出演だ。

 また、グロール自身も今回の発表を嘆くメッセージを寄せており、「医者からしばらくの間は大人しくしてろって言われたんだ。俺にとって今一番大事なことは、ケガを長引かせる可能性のある感染や合併症を防いだり、腫れを抑えるために足を固定し、術後の回復を優先させることなんだ。まだ困難な状態から脱せてないのさ、みんな……つまり、これを言うのは死ぬほど嫌なんだけど……医者がコンサートはキャンセルしろって言うんだ。みんな本当に、本当にゴメン。俺がこういうのが大嫌いだって知ってるだろ? でも、申し訳ないが今は身体的に不可能なんだ。俺たちはプランを練るために今できることを精一杯やってるから、ちょっと我慢して欲しい。俺たちが約束を守ることはわかってるだろう? だけど今は、この先何年もステージをやっていくために必要なんだ……」などと綴っている。