アレサ・フランクリン、有名な牧師だった父と兄のために教会で歌う
アレサ・フランクリン、有名な牧師だった父と兄のために教会で歌う

 アレサ・フランクリンが6月7日、亡くなった父や兄が牧師を務めていたデトロイトの教会にて、彼らに捧げた追悼式を行った。

 Detroit News紙の報道によると、同追悼式ではゴスペル・ミュージックの演奏や無料のソウルフードが用意され、数百人のニュー・ベセル・バプティスト教派の人々が詰めかけたとのこと。フランクリンの父、C.L.フランクリン牧師と兄のセシル・フランクリンの思い出が語られた。

 1984年に亡くなったフランクリンの父も公民権運動活動家であり、1989年に亡くなった兄は彼女の活動を支えたという。

 自身のホームタウンで自ら計画した同追悼式にて、アレサ・フランクリンはステージに立ちゴスペル・チューン「The Old Ship of Zion」を歌ったとのこと。場内には涙しながら聴いていた人もいたそうだ。

 同紙によると、説教者として有名だったフランクリンの父は今年、生誕100年を迎えたという。