『水曜歌謡祭』郷ひろみが生放送で16分20曲ノンストップメドレー、石井竜也が選ぶリスペクトアーティストとつんく♂への感謝の思い
『水曜歌謡祭』郷ひろみが生放送で16分20曲ノンストップメドレー、石井竜也が選ぶリスペクトアーティストとつんく♂への感謝の思い

 フジテレビの音楽番組『水曜歌謡祭』が5月20日に放送。今回は郷ひろみが自身の楽曲20曲を様々なアーティストとコラボしたンストップメドレーや、石井竜也が選ぶリスペクトアーティストの名曲が生放送パフォーマンスされた。

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 今週は100枚目のシングルをリリースする郷ひろみの特別企画として20曲のメドレーからスタート。自身でも初めてだったというノンストップで16分ほどのメドレーは、「裸のビーナス」を増田貴久(NEWS)と、「よろしく哀愁」を大原櫻子と、「お化けのロック」を西内まりやと、「How many いい顔」を青山テルマと、「GOLDFINGER '99」をFlowerとなど、世代もジャンルも違うアーティストとコラボでパフォーマンス。これには「ハリウッド・スキャンダル」で共に歌唱した石井竜也も「出る曲、出る曲、全部分かるんだよね!これがスゴいよね、やっぱり」と数々のヒット曲を放ってきた郷ひろみを賞賛。

 <出張歌謡祭>のコーナーでは居酒屋編ということで、松崎しげるが東京・吉祥寺の老舗居酒屋 いせや総本店へ。「一番歌を競い合った先輩」と語る尾崎紀世彦の「また逢う日まで」を圧倒的な声量で披露。この歌唱力に満席のいせや店内は大興奮に。番組への出演依頼時から密着する<ふたりで歌うなら>のコーナーには、Crystal Kayと俳優・石丸幹二が登場し、ディズニー映画『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」をデュエット。元劇団四季の看板役者でミュージカルで活躍していた石丸とあって、Crystal Kayの歌唱力に負けない圧巻の歌声を聴かせた。

 この日、郷ひろみと同じくスポットが当てられたアーティストが今年デビュー30周年を迎える石井竜也。<石井竜也が選ぶリスペクトアーティストの元気が出る曲>と題したコーナーが用意され、「勝手にしやがれ(沢田研二)」、「雨あがりの夜空に(RCサクセション)」、「あゝ無情(アン・ルイス)」、「ズルい女(シャ乱Q)」を選曲。「米米CLUBを一番最初に“おめーらカッコいいよ”って言ってくれたのは清志郎さん」と当時を振り返る石井は、「雨上がりの夜空」で盛り上がりが忘れられずに「俺たちも絶対お客さんからあの完成を引き出そう」と作った曲が米米CLUBの「Shake Hip!」であるとことを明かす。また、喉頭声帯がんで声帯を摘出し、声を失ったシャ乱Qのつんく♂については97年の米米CLUB解散後「これからどうしたらいいんだろうと悩み込んでいた時に気持ちをわかってくれたのがコラボしたいと言ってくれて「ズルい女」を歌った事が忘れられない。ありがたかった。」とテレビ番組で共演したエピソードを語った。

 番組終盤には秋葉原のAKB48劇場に生中継が繋がり、【AKB48 第7回選抜総選挙】の途中経過速報が発表。この結果にAKB48高橋みなみは「開催場所が福岡ということもあってHKTのメンバーが相当ランクインしてます」と感想を述べた。この総選挙最終結果は6月6日にフジテレビにて生中継される。

 次回『水曜歌謡祭』は5月27日にオンエア予定。次回出演者や今週放送分のセットリストは番組ホームページに掲載されている。

フジテレビ『水曜歌謡祭』
毎週水曜夜7時57分 生放送
MC:森高千里 / 渡部 健(アンジャッシュ)