吉田山田 ストリングスカルテットとSPライブ敢行&初のTVレギュラー番組『吉田山田のオンガク開放区』4月より開始
吉田山田 ストリングスカルテットとSPライブ敢行&初のTVレギュラー番組『吉田山田のオンガク開放区』4月より開始

 NHK『みんなのうた』に起用された「日々」がロングセールスを記録し、昨年末『第56回輝く!日本レコード大賞』への出演も話題となった吉田山田。3月1日 東京・EX THEATER ROPPONGIにてスペシャルワンマンライブ【吉田山田 Special Acoustic Night ~逢いたくて~】を開催した。

 これまでのライブとは趣向を変えて、吉田山田では初となるストリングスカルテット(ヴァイオリン×2、ビオラ、チェロ)を迎えて開催された同公演。タキシードに身を包んでの装いで登場し、ライブでも定番の曲「夏のペダル」からスタートし、カルテットを入れての普段とはアレンジも異なる曲の数々に、思わず息を飲むほど緊張感が漂う。ただ、MCでは「MCぐらいはいつも通りに」と軽快なトークで笑いを誘いながら、いつもの自分たちのライブの空気感へ引き込んでいた。

 幻想的な演出で会場を虜にした「花鳥風月」、キーボードとヴァイオリンの演奏に声をのせた「泣いて泣いて」、コール&レスポンスの掛け合いでお馴染みの「カシスオレンジ」等、時には語りかけるように、時には一体となりながらライブを進めていく。「昨年はチャレンジをさせてもらいました。6年目を迎える今年も挑戦し続けていきたい」と決意の表れとも取れる「僕らのためのストーリー」、聴く人それぞれが心に色んな想いを重ねたであろう「日々」で本編は終了。

 鳴りやまない拍手の中、声援にこたえてこのライブのテーマでもある「逢いたくて」をアンコールで披露。唄を聴いてもらいたいという想いが会場中に響いた瞬間。そして「それぞれの日々が胸を張れる一歩でありますように」と「約束のマーチ」でスペシャルな一夜は幕を閉じた。

 なお、アンコールのMCでは、tvk(テレビ神奈川)にて吉田山田初のTVレギュラー番組『吉田山田のオンガク開放区』を4月よりスタートすることが発表された。『オンガク開放区』は、tvkで毎週土曜日夜22時から放送している音楽トーク番組であり、今年4月の番組リニューアルに伴い、吉田山田がMCに大抜擢。初回放送は4月4日22:00から。


◎ライブ【吉田山田 Special Acoustic Night ~逢いたくて~】
03月01日(日)東京・EX THEATER ROPPONGI セットリスト:
01.夏のペダル
02.希望とキャンディー
03.泣いてもいいよ
04.全部そのままのキミでいい
05.水色の手袋
06.かさぶた
07.花鳥風月
08.泣いて泣いて
09.天使と悪魔
10.カシスオレンジ
11.航海
12.僕らのためのストーリー
13.日々
En1.逢いたくて
En2.約束のマーチ