アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンが“舌がん”に
アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンが“舌がん”に

 アイアン・メイデンが2月19日、リードシンガーのブルース・ディッキンソンが舌がんの治療を受けていることをFacebook上で明らかにした。

 ディッキンソンは12月の定期検診で担当医から“舌の裏に小さなガン腫瘍がある”と告知され、7週間にわたる化学療法と放射線治療を2月18日に終えたという。

 Facebookの投稿では、「腫瘍は初期段階で見つかったため、今後の見通しはありがたいことに極めて良好だ。ブルースの医療チームは、5月中にはすべてクリアになり完治すると見ている。ブルースが完全に戻るのはそれから数か月後になるだろう。5月の終わりに最新情報を伝えるまで、ブルースや彼の家族のプライバシーを尊重すべく、ご理解としばしの辛抱をお願いしたい」などと綴られている。

 アイアン・メイデンは2015年のツアープランを発表しておらず、今回の件を受けてのコンサートの延期や中止はない。

 ブルース・ディッキンソンが同ブリティッシュ・ヘヴィメタル・バンドに参加したのは、3rdアルバムにして最高傑作の一つである1982年の『魔力の刻印(The Number Of The Beast)』からだ。その後、1993年に脱退するも1999年に復帰している。

 現時点での最新アルバムとなる2010年の『ファイナル・フロンティア』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”にて自己最高となる4位を記録した。