リル・ウェイン、所属レーベルに対し約60億円を求め提訴
リル・ウェイン、所属レーベルに対し約60億円を求め提訴

 リル・ウェインがキャッシュ・マネー・レコードから自由になることを求め、引き続き闘っている。

 キャッシュ・マネーとその創設者であるバードマンを相手取り訴訟を起こしているウェイン。発売が遅れている自身の“カーターV”アルバムのために用意しなければならない数百万ドルを、彼らが留保していることに対し、契約違反だと主張している。

 米ゴシップ・サイト“TMZ”によると、ウェインは5,100万ドル(約60億円)を求めているそうだ。情報筋が同サイトに話した内容では、ウェインに対しその支払いが行われなければ、『カーターV』は日の目を見ないとのこと。同アルバムのレコーディングを開始したとされる12月に800万ドル(約9億4600万円)を前払いし、アルバム完成後には200万ドル(約2億3600万円)を支払う約束を交わしていたという。

 なお、リル・ウェインはキャッシュ・マネーが支払いを拒否するなら同レーベルを離れるとしている。キャッシュ・マネーとの訴訟において、もしウェインがレーベルを離れることになれば、ニッキー・ミナージュやドレイクなどのヤング・マネーの全アーティストも引き連れていく計画だという。