マドンナにとって陽気なクリスマスとはいかなそうだ。リリースを控えるアルバム『Rebel Heart』から、新たに14曲がオンライン上にリークしたのだ。その中には、『ハード・キャンディー』でもコラボしたファレル・ウィリアムスとの「Back That Up (Do It)」とされる曲も入っている。
先週にも衝撃的な流出があったばかりのマドンナはその際、インスタグラムで“芸術作品のレイプ”や“テロリズムの形をとったもの”などと怒りを露わにしていた。そのコメントは直ちに削除されたものの、マドンナはその後、ビルボードに対し同リークについてやインターネットが音楽のリリース形態をどう変えているかについて語った。
マドンナは米ビルボードに対し、「これが私たちの生きている時代なのよ。クレイジーだわ。ソニー・ピクチャーズに起きていることを見て見なさいよ。そんな時代なの。インターネットは建設的で人々を結びつける助けとなると同時に、危険もあって人々を傷つけるものでもある。もろ刃の剣よ」と話していた。
『Rebel Heart』の初回リークの後、マドンナはニッキー・ミナージュとのコラボ曲「Bitch I'm Madonna」など、同アルバムから6曲を正式に公開した。
今回流出した新たな曲について無視しているのか、あるいは間接的にコメントしているのか、マドンナは12月23日（新しいデモがオンライン上に出回り始めた日）に「『Real Rebels』は独自の考えがある！ 『Real Rebels』はアートを尊重する！」とインスタグラムに綴っていた。最初のリーク時にはファンに対し、未完成バージョンの新曲を聞かないよう求めていたため、今回も同様に無視することを望んでいるのだろう。
マドンナは米ビルボードに対し、「今回の事で私たちは色々考えさせられるわ。固定概念にとらわれずに考えなくてはいけない。ちゃんと自分の足で立って考えるの。こんな形で作品を出すなんて、予想してなかったわ」と話した。
米音楽ゴシップ・サイト“Idolator”が伝える、新たにリークした新曲のタイトルは以下の通りだ。
Iconic
Veni Vidi Vici
Beautiful Scars
Freedom
God Is Love
Hold Tight
Best Night
Inside Out
Tragic Girl
Nothing Lasts Forever
Back That Up (Do It) ft. Pharrell
Holy Water
Graffiti Heart
Body Shop
東浩紀
鴻上尚史
江利川ちひろ
