【ビルボード】テイラー・スウィフト 自身の最長記録を更新!全米シングル・チャート5週目のNo.1をマーク
【ビルボード】テイラー・スウィフト 自身の最長記録を更新!全米シングル・チャート5週目のNo.1をマーク

 テイラー・スウィフト、自身の最長記録を更新!「ブランク・スペース」が5週目のNo.1をマークした、12月27日付HOT100チャート。

 2015年度の集計としては4週目だが、2014年のチャートとしては最終週となる今週。12月のチャートを制覇したテイラー・スウィフトの「ブランク・スペース」が、4週タイの「シェイク・イット・オフ」を抜き、自身最長のNo.1獲得に。

 そんな中、TOP3は勢いをみせてテイラーから首位の座を狙う2者が上昇中。2位には、先週よりもその差を縮めて、テイラーを脅かすホージアの「テイク・ミー・トゥ・チャーチ」が上昇。そして、3位には先立ってUKチャートでNo.1に輝いた、マーク・ロンソン&ブルーノ・マーズの「アップタウン・ファンク」がTOP3入りを果たした。1月にリリースが予定されているマーク・ロンソンの新作、『アップタウン・スペシャル』のプロモーション効果から、今後もポイントの上昇が期待され、ホージアを追い越してNo.1の座を狙う。曲の完成度の高さはもちろんのこと、首位獲得常連のブルーノ・マーズというスーパースターを率いていることが、強力なアクセントになっている。マーク・ロンソンにとっては初、ブルーノ・マーズにとっては7曲目のTOP3入り。

 また、TOP3だけではなく、TOP5まで引き伸ばしても、時期No.1候補といえる期待の2曲が上昇中。
8週のNo.1をマークし、華々しいデビューを飾ったメーガン・トレイナーの2ndシングル、「リップス・アー・ムーヴィン」が4位に、第57回グラミー賞では受賞が期待されている、サム・スミスの「アイム・ノット・ジ・オンリー・ワン」が5位に、それぞれランクを伸ばしてきた。
 どちらもNo.1獲得の可能性が非常に高く、今もっとも脂がのっているといえるアーティストでもある。現時点では「アップタウン・ファンク」が最有力候補だが、TOP5内でみれば、どのアーティストが首位の座についてもおかしくないということ。次週以降、上位のチャートアクションがおもしろくなりそうだ。

 24位から6位へ、一気にパワープッシュされたのはエド・シーランの「シンキング・アウト・ラウド」。2ndアルバム『x(マルティプライ)』からの3rdシングルで、2nd「ドント」(今週17位)に続いて、2曲連続のTOP10入りを果たした。
 UKではミリオンを突破し、アメリカでもゴールドに認定された『x(マルティプライ)』は、第57回グラミー賞の年間最優秀アルバムにノミネートされたことを受け、アルバムも共に9位へと再びTOP10入りした。
 2014年最もストリーミングされたアルバムにも認定され、シングル・アルバムともに絶好調のエド。ノミネートだけでなく、受賞ということになれば、この「シンキング・アウト・ラウド」のNo.1獲得も期待できるかもしれない。