テイラー・スウィフト 向かうところ敵ナシ!全米シングル・チャート3週目のNo.1をマーク
テイラー・スウィフト 向かうところ敵ナシ!全米シングル・チャート3週目のNo.1をマーク

 アルバム『1989』が首位に返り咲いたテイラー・スウィフトの「ブランク・スペース」が、3週目のNo.1をマークした、12月13日付HOT100チャート。

 先週、ワン・ダイレクションの4thアルバム『フォー』の登場により、首位の座を譲り渡したテイラーだが、今週再びNo.1に返り咲き、この「ブランク・スペース」と共にシングル・アルバムチャートの2冠に輝いた。

 今週から、アルバムチャートの集計方法にストリーミング回数や、アルバム中の単曲のダウンロード数も追加されることになったため、この「ブランク・スペース」の視聴回数、デジタルセールスも、大きくアルバムの週間ポイントに貢献した。また、1stシングルの「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」も、先週の5位から4位に浮上し、TOP5内には2曲、連続の首位獲得と、シングルチャート、アルバムチャート共に、もはや向かうところ敵ナシ状態の、テイラー・スウィフト。アメリカだけに留まらず、全世界で大ヒットを記録している。

 今週、TOP10入りを果たしたのは、先週の20位から6位へとジャンプアップした、セレーナ・ゴメス。この「ザ・ハート・ウォンツ・ワット・イット・ウォンツ」は、11月6日にPVが解禁されると共に急上昇し、すでに視聴回数は6000万回を突破。また、今年最も稼いだ20代のセレブとして殿堂入りを果たした、元恋人のジャスティン・ビーバーについて歌っているのでは!?と話題を呼んでいて、自身もそれについて認めているとのこと。ということは、ジャスティンとの復縁もありえるのかも…?一気にポイントをのばしたのは、この曲が収録されたアルバム『フォー・ユー』のプロモーション効果によるもの。11月24日にリリースされ、今週のアルバムチャートで、24位にデビューした。

 続いて、こちらも18位から8位へ、一気にTOP10入りしたのが、イギリス出身のシンガーソングライター、マーク・ロンソンが、ブルーノ・マーズをゲストに迎えた新曲「アップタウン・ファンク」。来年の1月末にリリース予定の4thアルバム『アップタウン・スペシャル』からの先行シングルで、アメリカでのTOP10入りはこれが始めて。オーストラリアやイスラエル(2位)、フランス(3位)などでもTOP10入りを果たしていて、ベルギーでは初のNo,1獲得となった。

 ホーンやチョッパーベースなど、70'sテイスト満載なサウンドとディスコ調のダンスが印象的なPVが、ブルーノ・マーズらしいナンバーに仕上がっていて、ニューヨークのクラブシーンで自分が感じた雰囲気や感情を表現したとのこと。その人気や評価も高く、次のNo.1獲得はこの曲!!との予想もされている。