レディー・ガガ、“レイプ”の話題で自身の暗い過去を暴露
レディー・ガガ、“レイプ”の話題で自身の暗い過去を暴露

 12月2日に米ラジオ番組『ザ・ハワード・スターン・ショー』に出演したレディー・ガガが、過去に起きた暗い記憶について告白した。

 レイプについて話が及んだ際、「ものすごく恐ろしい経験をしたの。精神的、肉体的、そして感情的な治療をたくさん受けてきたから、今は笑えるようになったけど」と認めたガガ。話によると、彼女がまだ10代の頃、20歳ほど年上の一人のプロデューサーがつけ込んできたそうだ。

 ガガはアルバム『アートポップ』の曲に触れ、「“スウァイン”という曲を書いたんだけど、あれはレイプについてなの。意気消沈することを歌った曲よ。怒り、憤激、そして情熱について書いた曲で、解き放ちたかった痛みをたくさん抱えていたの」との説明もした。

 スターンが掘り下げて追求すると、さらに話を続けたガガ。そのことに向き合うのに何年もかかったとし、「起きた事を認めることさえ出来なかった。一度、彼をお店で見かけた事があるけど、恐怖で身がすくんだわ」と打ち明けた。

 また、「父親に話したら彼を殺すだろうと思った君は、お父さんに言うのが怖かったんだね?」とのスターンの質問に、ガガは「答えられない」と返した。

 最後に、セラピーや成熟、そしてトニー・ベネットとのコラボのように、よりポジティブな人間関係が慰めになっていることに気付いたと話すガガ。「彼(トニー・ベネット)は、私の才能や私との友達関係以外、何も求めないわ……私たちはみんな、お互いがお互いのトニー・ベネットであるべきだと思う」と語った。