ガース・ブルックス、ファーガソンで抗議活動が起きているなかTV出演を中止
ガース・ブルックス、ファーガソンで抗議活動が起きているなかTV出演を中止

 10代の黒人少年、マイケル・ブラウンが射殺された件について、ミズーリ州ファーガソンの大陪審がダレン・ウィルソン警察官を起訴しないと決定したことで抗議活動が起きているなか、ガース・ブルックスがテレビ出演を延期した。ハリウッド・リポーターが伝えている。

 同カントリー界のスーパースターは、このようなことが続く状況のなかで新しいアルバムをプロモーションするのが正しいことに思えなかったと話している。

 ブルックスは自身のフェイスブック・ページで声明を投稿し、「我々は昨夜ニューヨークに到着し、この国で続いている心配なニュースを見た。間違いが何もないようなそぶりで自分たちの作品をプロモーションしながら過ごすのは、僕にとって非常に不快に思えた。もし許してもらえるなら、全て、もしくはいくつかの番組出演を喜んでリスケジューリングする。互いに愛を」と続けている。

 ブルックスは11月25日放送の米番組『エレンの部屋』に出演していたが、これは事前に録画したものだ。他には、25日の『ライブ! ウィズ・ケリー・アンド・マイケル』、27日の『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』、28日の『トゥデイ』への出演を予定していた。

 『ライブ!~』のスポークスパーソンは、ブルックスが25日の出演をキャンセルしたことを認めており、出演日については今のところ未定だという。また、27日の『トゥナイト・ショー』には、ブルックスに代わりウーピー・ゴールドバーグとトム・コリッチオが出演するとのこと。同番組の代表がハリウッド・リポーターに対し話しており、ブルックスの出演キャンセルも認めている。