ボノ、エボラの公共広告にマット・デイモンやモーガン・フリーマンらを起用
ボノ、エボラの公共広告にマット・デイモンやモーガン・フリーマンらを起用

 ボノがこれまでに行なってきた国際的な活動を考えると、勢力を増すアフリカのエボラ危機について“沈黙”を続けていることに驚く人もいるかもしれない。同U2のシンガーが関わる民間非営利団体ONE Campaignから、エボラへの認識を高めようと無言で訴える公共広告(Ebola: Waiting)が公開された。

 同映像に登場するボノとその他大勢のセレブリティたちは、一言も発しておらず、状況を悪化させる要因である世界の無活動について、沈黙という形で訴えているのだ。

 モーガン・フリーマン、マット・デイモン、ウィル・フェレル、コニー・ブリットンなどの有名俳優をはじめ、エリー・ゴールディング、エイコン、アンジェリーク・キジョーなど、その他多数がボノに協力し、エボラ危機が悪化するのを待つのではなく、今行動を起こそうと世界のリーダー達に向け呼びかけている。

 なお、近頃のボノにとって気がかりなのは、世界の健康状態だけではない。彼は最近、ひどい自転車事故に巻き込まれ、5時間にも及ぶ大手術を受けている。この事故によってU2は米深夜番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』への週間出演を延期せざるを得なくなったが、その穴を埋めるべく、ジミー・ファロンはボノのモノマネで巧みに乗り切っている。