認知症でマルコム脱退のAC/DC、今度はドラマーが殺人計画で告発
認知症でマルコム脱退のAC/DC、今度はドラマーが殺人計画で告発

 AC/DCのドラマーであるフィル・ラッド(60)が、殺人を依頼しようと企てたとして告発されたことが明らかになった。BBCが報じている。

 ニュージーランドにあるフィル・ラッドの自宅が11月6日の朝に強制捜査され、殺人の手配を企てた事や殺しの脅迫、メタンフェタミン(覚せい剤)および大麻所持などの容疑がかけられたというが、これ以上の詳細は今のところ明らかになっていない。

 先月、AC/DCは12月2日に全米リリース予定のアルバム『ロック・オア・バスト』から1stシングル「プレイボール」を公開したばかりだ。ラッドは1983年にバンドを解雇されたものの、1994年に復帰している。なお、奇妙なことにバンドの最新オフィシャル・フォトに彼の姿はなく、また、10月3日に行なわれた「プレイボール」のミュージックビデオ撮影にも参加していなかった。

 AC/DCはつい先日にも、アンガス・ヤングの兄弟でギタリストのマルコム・ヤングが、認知症と診断されたためバンドを離れざるを得なくなったと伝えられたばかりだ。