エド・サリヴァンが間もなくオーディエンスの前に戻ってくる。しかしながら、これは“銅像”の話だ。

 エド・サリヴァンとは、エルヴィス・プレスリーやザ・ビートルズ、ジャクソン5なども出演した伝説的な米バラエティ番組『エド・サリヴァン・ショー』の司会者だが、盗まれていた彼のブロンズ像が10月2日、ロサンゼルス警察によって取り戻されたのだ。

 ロサンゼルス警察によると、高さ18インチ(約46cm)、重さ20ポンド(約9kg)の銅像はとても良い状態であるとのこと。しかし、どこで発見され、誰が持ち去ったのか等の詳細は明らかにしていない。

 ノース・ハリウッドにあるAcademy of Television Arts&Sciences Hall of Fame Plazaの屋外で台座にのっていた同ブロンズ像は、9月28日に何者かによって持ち去られていた。

 同ショッピングセンターに立っていた銅像は、米エンターテインメント界において重要なテレビ司会者でありパイオニアであるエド・サリヴァンを称えて建てられたものだ。20年以上も続いた長寿番組『エド・サリヴァン・ショー』の司会を務めた彼は、1974年に亡くなった。