ライブ・ネイションの子会社であるチケット販売会社チケットマスターが、19番目のオフィスをカタールの首都ドーハに開設した。ここ2年間で2度目の中東進出となる。

 人口200万の小さな国、カタールの経済成長は著しく、同地域の焼けつくような暑さを懸念する声があるにも関わらず最近、【2022 FIFAワールドカップ】の開催が決まったばかりだ。

 ライブ・ネイション・エンターテインメントの社長兼CEOのマイケル・ラピーノは、「チケットマスターは画期的な製品とサービスを提供し続けているため、より多くの国の会場がチケットマスターのソリューションを採用しています。同地域において短期間で成功を収めた我が社は、ライブイベントの需要が増え続けている急成長中のカタール市場へ事業を拡大したいと考えています」と話している。

 カリフォルニアに本拠を置く同社は、2年前にアラブ首長国連邦での事業を開始しており、カタール近辺に店舗をオープンするよう国内外の主催者たちからのプレッシャーを感じていたという。