アカデミー賞俳優のデンゼル・ワシントンが、自身主演の最新映画『イコライザー』のプロモーションのため米トーク番組『ザ・クィーン・ラティファ・ショウ』に出演した際、ジェイ・Zのモノマネをやってみせた。ジェイ・Zがレニー・クラヴィッツと一緒に音楽制作をしていたレコーディング・スタジオを訪れたときのことを思い出したワシントンは、その時のエピソードをモノマネ付きで披露したのだ。

 ワシントンは、ジェイ・Zが言った「やぁD、君のためにこの曲をプレイするよ」という言葉を彼の印象的な笑い声をマネて披露し、司会のラティファや会場の笑いを誘った。さらに、同曲は「チェンジ・クローズ」だったそうで、曲をどう思うか尋ねられたワシントンは「え? もう1回やってくれるかな?」と答えたもののジェイ・Zは平然としていたといい、彼の気取らない人柄と印象を明らかにした。

 また、ワシントンはリュダクリスの父であるウェイン・ブリッジスと共に育った話にも触れ、少々おどけながら「あの頃、我々には音楽の才能もあってね。ザ・ビートルズをやっていたよ。かつらと2ドルのギターを手に入れ、ビートルズになりきって演じ、タレントショーで優勝したこともあるんだ」と話した。

 ハリウッド・リポーター誌によると、デンゼル・ワシントンが『トレーニング・デイ』のアントワーン・フークア監督と再び組んだ映画『イコライザー』は、3,600万ドル(およそ39億円)前後という順調な興行成績で北米公開を飾るようだ。同映画のサウンドトラックには、エミネムとシーアによる「ガッツ・オーヴァー・フィア(Guts Over Fear)」がフィーチャーされている。