闘病中のマルコム・ヤングがAC/DCを離脱……公式声明にて発表
闘病中のマルコム・ヤングがAC/DCを離脱……公式声明にて発表

 闘病生活を送っているAC/DCのマルコム・ヤングが、バンドに戻らないことが明らかになった。9月24日に同バンドのレーベルが出した声明によると、「不幸な事に、マルコムの病状の性質により彼はバンドに戻れないだろう」とのことだ。詳細については明らかにされていない。

 バンドは今年4月、61歳の同ギタリストが健康状態を見据えて休養することを発表していた。

 AC/DCはアルバム『ロック・オア・バスト(Rock or Bust)』を12月2日に全米リリース(日本盤は3日)する予定で、来年には世界ツアーを開始する。

 なお、オリジナル・メンバーであるマルコムとアンガス兄弟の甥にあたるスティーヴィー・ヤングがニューアルバムでギターを弾いており、ツアーにも参加するとのことだ。

 マルコム・ヤングは、他にボーカルのブライアン・ジョンソン、ドラムのフィル・ラッド、ベースのクリフ・ウィリアムズを擁するAC/DCにて、40年にわたり活動してきた。