シェール、“人種差別と不当解雇”でバックダンサー達に訴えられる
シェール、“人種差別と不当解雇”でバックダンサー達に訴えられる

 シェールが、現在行なっているツアーのバックダンサー3人から、不当解雇と人種差別を行なったとして訴えられたことが明らかになった。

 3人はロサンゼルス最高裁判所に9月18日、不当解雇訴訟の申し立てを行なった。彼らの主張では、シェールが自身のツアーにおいて“肌が暗いダンサーが多すぎる”と述べたうえ、予め合格した黒人パフォーマーの上に白人ダンサーを雇うよう振付師に指示したとしている。

 なお、シェールの広報を務めるリズ・ローゼンバーグは、これらの主張内容を否定しており、そこに真実はないと述べている。

 訴訟内容によると、シェールの【ドレスド・トゥ・キル・ツアー】中に他のダンサーがある女性をホテルの部屋で襲ったとの情報がマネージャーにあり、その後、同ダンサー達が解雇されたという。原告の2人の黒人は、人種が原因で解雇されたと述べており、もう一人のダンサーは年齢差別だとしている。