倉木麻衣 15周年記念ベスト発売&武道館公演決定
倉木麻衣 15周年記念ベスト発売&武道館公演決定

 通算40作目の記念シングル『無敵なハート/STAND BY YOU』がオリコン週間シングルランキング初登場5位を記録、ソロアーティスト史上初のデビューから40作連続TOP10入りという快挙を達成した倉木麻衣。15周年アニバーサリーベストアルバムのリリースが決定した。

<1stアルバム『delicious way』を再現した衝撃ジャケット>

 デビュー15周年を記念したベストアルバム『MAI KURAKI BEST イチゴイチエ151A -LOVE & HOPE-』は、11月12日リリース。“イチゴイチエ151A”の言葉には「一期一会を大切にしたい」という意味と同時に、「15周年1人1人にありがとう」という倉木麻衣の今の気持ちが込められている。また、気になるジャケット写真は、400万枚以上のセールスを記録した1stアルバム『delicious way』のモノクロジャケットを今の倉木麻衣が再現したもの。デビュー当時強烈なインパクトを放った印象的な目力はそのままに、デビュー15周年という事実からはかけ離れた若々しくフレッシュな印象は見る物に衝撃を与える。

 本人は「今だからこそ、敢えて初心に立ち返り当初の気持ちで撮影に臨みたかったのと、このジャケットから『delicious way』の頃を思い出したファンの方々とその気持ちを共感したい。」「当時はヘアメイクさんがついていなかったので、このジャケットの写真も全部スッピンなんです。ウィッグも自分たちで工夫しながら付けたりして。衣装も私服で用意したもので、家から着て行ったものなんですよ(笑)」と語っている。

<初の2枚組コンセプトベストアルバム>

 また、今作は、初の2枚組コンセプトベストアルバムとなっており、この件について彼女は「家でゆっくりくつろぎながら聴きたいなと思うときと、ノリノリでテンションあげていきたいなと思う時ってどちらもあると思うんです。それぞれの生活シーンに合った曲を聴いてもらいたいという理由で、今回初めてアップ曲、ミディアム&バラード曲でCDを分けたんです」「私がこの曲をベストに入れたいということではなくて、聴いてくださる方々が何を聴きたいか、この一枚に何が入っていたら嬉しいか。それを一番に考えて選びました」と語っている。

 初回盤Aには“LOVE”に収録された全15曲のMusic Clip、もしくはライブ映像が入り、初回盤Bには“HOPE”全15曲のMusic Clip、もしくはライブ映像が入るという。

<「Love, Day After Tomorrow」フィーチャー企画>

 また、今回初心を大事にするというコンセプトからデビュー曲「Love, Day After Tomorrow」をフィーチャーした企画も展開。15人のクリエーターが一曲を15分割し作り上げたMusic Clip「Love, Day After Tomorrow feat.15directors」もその一つだ。プロデューサーの清野氏、統括ディレクターの稲井氏により「15人集めて1本の作品を創る」「それぞれが創りたい映像を創る」というコンセプトを基に集まった若手クリエーターによる映像は、「Love, Day After Tomorrow」に新たな魅力を吹き込んでいる。

 プロローグで「Love, Day After Tomorrow」のCDを手に持つ女子高生が、エピローグでは母親となり、小さな子供を連れているというストーリー。様々なテイストのアーティストが制作した15の映像が繋がって1曲にまとめられているこの映像は、アルバムに先駆けて9月上旬よりGyaO!先行配信が予定されている。

<デビュー15周年&単独300回記念公演を日本武道館で>

 そして、今作の30曲をステージで丸ごと表現する夢のようなライブが、15周年記念日にほど近い12月6日に日本武道館で開催決定。これは6月から行ってきたライブハウスツアー、9月からのホールツアーとは全く違った、特別な演出になるという。「ベストアルバムに収録される内容を、まるごと楽しめる内容のライブにしたい」そう意気込むこのライブは、デビュー15周年のアニバーサリーライブというだけでなく、倉木麻衣単独300回記念も兼ねたものとなる。

 ベストアルバム各種いずれかを購入した人は、抽選で12月5日に行われるこのアニバーサリーライブの公開リハーサルを特別観覧できる。15周年にちなんで150組300名が体験できるこのプレミア企画は、ファンだけでなく大きな話題となるに違いない。

◎倉木麻衣コメント
「40枚目のシングル、デビュー15周年YEAR、そのどれもが私にとっては周りのスタッフから聞いて初めて知った“えっそうなんですか?”という事実(笑)。これからも、数字にはこだわらず、心を込めて大切に歌を届けていきたいと思っています」