「栄光のウィーン・フィル名盤100」シリーズが怒濤のチャートイン。オーボエ渡辺克也の新譜8位初登場

Billboard JAPAN

 今週のBillboard JAPAN Top Classical Albums上位チャートは、デイヴィッド・ギャレット『愛と狂気のヴァイオリニスト』が8回目のチャートインを果たし、首位を独走。川井郁子『The Melody ~100年の音楽~』は4週連続のチャートインで2位。3位には116回目のチャートインとなる『0歳からの育脳クラシック』が登場と、前週と同じ顔ぶれが並んだ。


 9月のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団来日を記念して7月から順次リリースされている「栄光のウィーン・フィル名盤100」からは、4タイトルが一挙同時チャートインした。オーケストラの最高峰であるウィーン・フィルのカタログを、ドイツ・グラモフォンとデッカの豊富な音源からセレクトした、ファン垂涎の名盤ばかりだ。7月16日発売の30タイトルはアバド、チョン・ミョンフン、シノーポリ、ムーティ、8月13日はレヴァイン、マゼール、プレヴィン、ハイティンク、ドホナーニ、ケルテスを中心とした40タイトルとなっており、今後は9月17日発売のブーレーズ、ガーディナー、ベーム、ショルティ、ボスコフスキーを中心とした30タイトルが待たれる。ウィーン・フィルは9月に来日して全国ツアーの予定。指揮は今、世界で最も話題となっているドゥダメルだ。東京公演は追加席のチケット発売が間近となっている。


 8位にはベルリン在住のオーボエ奏者、渡辺克也がリリースした新譜『ロマンス~渡辺克也』がチャートイン。シューマン、ヒンデミット、ブレヴィーユ、ルフェーヴル、パラディールなど、ドイツとフランスの名作が集められ、渡辺の技巧と歌心が堪能できる内容となっている。このCDリリースを記念して、8月8日渋谷区文化総合センター大和田にてリサイタルを開催した。


 他、2013年に逝去した巨匠、ヤーノシュ・シュタルケルが十八番にしていた超絶技巧曲、コダーイ無伴奏チェロ・ソナタの名盤が13位と15位に2枚同時チャートイン。現在、日本経済新聞に連載中の「私の履歴書」で東大寺長老の森本公誠氏がこの曲に関わるエピソードを披露して話題になっている。


text:yokano

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