音楽ストリーミングサービスの立ち上げ準備をしているYouTubeから、同社製品マネージメント主任のShiva RajaramanがSpotifyへ転職することが明らかになった。『ハリウッド・リポーター』が伝えている。

 YouTubeのスポークスマンは、「今日までの成長においてShivaの貢献は非常に大きなものでした。我々は彼の成功を祈ると共に、彼が作ったチームが今後もクリエイターや視聴者の皆様に尽力し続けることを確信しています」と述べている。

 2月にSalar Kamanjarasに代わり、宣伝担当幹部 Susan WojcickiがCEOになって以来、YouTubeのプロダクトチームからは数人が会社を去っている。プロダクト主任のShishir Mehrotraが6月に退職してGoogleの顧問となり、プロダクト・マネージャーのChris LaRosaも7月に退職した。

 Googleに入社する前はTwitterでプロダクト・マネージャーを務めていたRajaraman。YouTube在職中にはコンシューマー向け製品を担当しており、現在開発中の音楽サブスクリプション・サービスには欠かせない存在だった。

 Rajaramanの退社を最初に伝えたのは技術系ニュースサイトのRe/Codeだった。