シリウスXMラジオが、『オピー&アンソニー』のホスト役であったアンソニー・キューミア(53歳)を解雇した。

 これはハリウッド・リポーターが伝えているもので、キューミアはTwitterで許しがたい人種差別的な発言を行ったとして、解雇が言い渡されたという。今回の件につき、コミュニケーション部門の上級副社長パトリック・ライリーは「シリウスXMは『オピー&アンソニー』のアンソニー・キューミアを解雇した。彼の人種的偏見に基づく憎しみに満ちた発言を慎重に考慮した結果、7月3日に決定、本人に通告しました。シリウスXMとしてこの発言と投稿は許しがたく、彼の行為はシリウスXMが表現するものと矛盾しています」と述べた。

 一方、解雇されたキューミアは「シリウスは俺をつぶして、首にした。異常な世界にようこそだ! 放送もされてない、違法でもないことで首になった。次は何だい?」とツイートし、「週明けにはいい考えが浮かぶだろう。シリウスのくそったれ。来週は“コンパウンド”(ライブストリーム放送)で自由にこのことを話すよ」と続けた。

 キューミアは先日、“ニューヨークで写真を撮っているときにアフリカ系アメリカ人の女性に襲われた”とツイートし、「俺が法律を守って銃を所持する白人でなかったら、あの女は死んでいたはずだ。運のいいヤツさ。それから黒人が5人で俺に悪口を言い始めたんだ」と綴り、問題視されていた。