リヨン歌劇場引っ越し公演、歌劇「ホフマン物語」万雷の拍手の中、初日開幕。 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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リヨン歌劇場引っ越し公演、歌劇「ホフマン物語」万雷の拍手の中、初日開幕。

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リヨン歌劇場引っ越し公演、歌劇「ホフマン物語」万雷の拍手の中、初日開幕。

リヨン歌劇場引っ越し公演、歌劇「ホフマン物語」万雷の拍手の中、初日開幕。

 大野和士率いるフランス国立リヨン歌劇場による「ホフマン物語」、5日の初日は熱狂的な拍手とともに終演し、首席指揮者就任6年目となる大野とリヨン歌劇場との関係の充実ぶりを示す公演となった。

 特筆すべきは、大野が引き出す雄弁でドラマティックかつ繊細な音楽であり、オーケストラが奏でる極上のハーモニー、力強く繊細な合唱陣、そして充実の歌手陣である。ホフマン役のジョン・オズボーンは若々しく伸びやかに。オランピア、アントニア、ジュリエッタ、ステッラという4役を見事に歌い演じ分けるパトリツィア・チョーフィ。また深く包み込む声でリンドルフ、コッペリウス、ミラクル博士、ダペルトゥットの4役を演じ分けたロラン・アルバロ。

 「演劇」としてのオペラを、魅力に満ちた舞台に演出したのは、ロラン・ペリー。トゥールーズ・ナショナル・シアターの芸術監督であり、純粋演劇の演出で名声を得たのち、90年代からはオペラでも活躍、現在は世界中のオペラハウスから引っ張りだこの名匠だ。ある時は謎めき、ある時は爆笑を誘い、ある時は度肝を抜き、最後には感動の涙を誘う。幕開けから別の演目であるかのような錯覚を覚える演出に心をつかまれる。その暗示するところを解釈する楽しみも。

  残り2公演は、7月7日と7月9日で当日券も予定されている。類まれなる歌手とオーケストラ、幻想的な演出によって来日した奇跡のオペラを、見逃さないようにしたい。(text.yokano)

◎公演概要
オッフェンバック作曲、歌劇「ホフマン物語」
※全5幕、原語[フランス語]上演・日本語字幕付き

会場:Bunkamuraオーチャードホール
日程:
2014年7月5日(土)15:00開演
2014年7月7日(月)18:30開演
2014年7月9日(水)15:00開演


フランス国立リヨン歌劇場 「ホフマン物語」特集ページ
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/14_lyon/index.html

リヨン歌劇場 歌劇「ホフマン物語」スポット
http://youtu.be/j-RlbQA9bE4


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