すぐには再結成される気配のないレッド・ツェッペリンだが、シンガーのロバート・プラントが新作のリリースを控えていることが明らかになった。リリース間近の、文字通り大胆なソロ・アルバム『ララバイ・アンド... ザ・シースレス・ロアー(lullaby and... The Ceaseless Roar.)』から新曲「レインボー」が公開された。(Robert Plant 'Rainbow' | Official Track)

 バックでパーカッションが鳴り響く「レインボー」は、陽気で包むようなギターと、愛についての詩をフィーチャーした高揚感のある楽曲だ。

 9月9日に全米リリースされる『ララバイ・アンド... ザ・シースレス・ロアー』は、プラントにとってノンサッチ/ワーナー・ブラザーズ・レコードからの初めての作品となる。今作はプラント自身によるプロデュースで、ほとんどがピーター・ガブリエルのリアル・ワールド・スタジオでレコーディングされたとのこと。プラントはそのサウンドを、西アフリカの音楽やマッシヴ・アタックと比較している。

 同作は、パティ・グリフィンとバディ・ミラーとコラボした2010年の『バンド・オブ・ジョイ』以来のアルバムとなる。

 なお、ロバート・プラントは新しいバンド、センセーショナル・スペース・シフターズを引き連れ、7月にヨーロッパ、11月にイギリス、そして秋にはアメリカ・ツアーを予定している。