アッシャー、人種差別ジョークで渦中のジャスティン・ビーバーを擁護
アッシャー、人種差別ジョークで渦中のジャスティン・ビーバーを擁護

 リークした2本のビデオの中で、当時10代だったジャスティン・ビーバーが人種差別的なジョークを述べ、非難されているが、弟子である彼を2009年に初めて紹介したアッシャーが、ビーバーを擁護するメッセージを自身のインスタグラムに投稿した。

 「自分は根本的に成長をサポートする人間であり、時には痛みを伴い努力し続けることでもたらされる成長に理解を示す」とするアッシャーは、ビーバーと一緒に写った写真を添えている。

 さらに、「若いジャスティン・ビーバーが困難な状況を歩むのを見て言えることは、彼は最良の道筋だけを選んできたわけではないが、人種差別主義者でないことは明確だ。5年前の彼は、軽はずみな人種差別的中傷がもたらすネガティブな事や不名誉を分からない無邪気な子どもだった。今の彼は、彼に続く数多くの子どもたちに同じ過ちを犯さないよう、手本となるような立場にある若者なんだ」と続けている。

 他にも、50セント、ソウルジャ・ボーイ、フロイド・メイウェザー、ラッセル・ブランド、ウーピー・ゴールドバーグといったセレブ達がビーバーを擁護している。

 6月1日に最初のビデオがリークした直後、ビーバーはすぐにステートメントを出しており、“子どもの頃、僕は言葉の持つ真の力と、それがどれほど人を傷つけるかを理解していなかった”と、黒人に対する差別表現“Nワード”を何度もまくしたてた無神経なジョークについて謝罪している。