イギー・アザリア絶好調! 全米シングル・チャート1&2位を2週連続独占
イギー・アザリア絶好調! 全米シングル・チャート1&2位を2週連続独占

 イギー・アザリアが1、2位独占で絶好調!「ファンシー」が2週目の首位を獲得した、6月14日HOT100チャート。

 3位のジョン・レジェンドと差をつけて、今週もイギー・アザリアがワンツーを独占、先週よりさらにポイントアップで、勢いをつけている。チアガール・ルックのPVが、10代から20代の女子を中心に人気を集め、公式サイトでは7000万視聴回数を突破!グウェン・ステファニーの「ホラバック・ガール」や、ファーギーの「ロンドン・ブリッジ」にもテイストが類似していることから、日本でのブレイクも間違いなし。世界各国のiTunesチャートでも、No.1を獲得している。同時に、イギーをゲストにむかえたアリアナ・グランデの「プロブレム」も、デジタルセールスを中心に大ヒット中。6月中には、この2曲が入れ替わり、アリアナにとっては初、イギーにとっては2曲目のNo.1獲得もありえるかもしれない。

 春から上位を独占し続けている、ジョン・レジェンドの「オール・オブ・ミー」(3位)も息が長く、年間チャートで上位に食い込んでくることは間違いなさそうだ。

 先週TOP10入りを果たした、ニコ&ヴィンスの「アム・アイ・ロング」は8位から6位に、急上昇中のレゲエバンド、マジック!は、15位から8位に、初のTOP10入りを果たし、リアーナの「ウィー・ファウンド・ラブ」で共演をし、大ブレイクしたカルヴィン・ハリスの新曲「サマー」は9位に上昇し、自身3曲目のTOP10ヒットとなった。

 マジック!の「ルード」は、レゲエ一色でまさにサマー・チューン。タイトルに「サマー」をネーミングしたカルヴィン・ハリスも、夏の夜を彩るネオンライト・ダンサーで、アルバム『トーク・ダーティー』から2曲目のTOP10入りを果たした、ジェイソン・デルーロとスヌープ・ドッグの「ウィグル」(10位)も、フロアライクなナンバー。イギー・アザリアの「ファンシー」がNo.1に到達してから、チャートの上位にアップテンポなナンバーが揃いはじめて、夏本番にむけてチャートが大きく変動しはじめている。

 31位から19位にジャンプアップしたサム・スミスは、UK出身の22歳のシンガー・ソングライターで、本国UKでは、コールドプレイの『ゴースト・ストーリーズ』のセールスを上回り、アルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』がNo.1を獲得している。そのアルバムからのシングル、「ステイ・ウィズ・ミー」が米国でも話題を呼び、ブレイク中!この曲は、アルバムに収録されているものとは別に、R&Bシンガーのメアリー・J. ブライジをフィーチャリングしたヴァージョンがあり、こちらのダウンロード数が急上昇している。