LGBTの先駆者を称える米TV特番に、アーティストやセレブの出演が続々決定
LGBTの先駆者を称える米TV特番に、アーティストやセレブの出演が続々決定

 アゲインスト・ミー!のシンガー/ソングライターのローラ・ジェーン・グレイスとティーガン&サラが、米放送局ロゴTVによるLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)の権利をめぐる戦いの先駆者たちを讃える1時間の特番『トレイルブレイザーズ』に登場することが明らかになった。

 6月26日の同特番では、ブルックリン・ネッツのバスケットボール選手で、アメリカのメジャー・スポーツ選手として初めてゲイであることをカミングアウトしたジェイソン・コリンズ、そして革新的なドラマ・シリーズ『オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック』が栄誉を授かるという。

 また、他にも、DOMA(Defense of Marriage Act/結婚防衛法:“結婚は1人の男性と1人の女性による法的結びつき”とする定義を守る法)を打壊し、同性婚を可能にさせた市民権活動家、エディ・ウインザーとロベルタ・カプランが称えられることが既に発表されている。

 毎年恒例の『トレイルブラザーズ』イベントは、米東部標準時間午後9時にニューヨーク大聖堂より放送される。ちなみに、この週はちょうど“ストーンウォールの反乱(同性愛者らが初めて警官=権力による迫害に立ち向かい暴動になった事件)”の45周年であり、また、DOMAが破棄された日から1周年という、同性愛の権利において歴史上最も重要な時期とのことだ。

 なお、現在も増え続ける『トレイルブラザーズ』の出席者リストには、ジャレッド・レトやカイリー・ミノーグ、アリアナ・グランデ、リタ・オラといったセレブリティらの名も挙がっている他、ア・グレイト・ビッグ・ワールドがパフォーマンスを披露するという。さらなる受賞者や出演者、プレゼンターが追って発表される。