シンガーのレイ・Jが、5月30日の夜にビバリー・ウィルシャー・ホテルでパトカーのサイド・ウィンドウを足で破壊したとされ逮捕された。当局が伝えている。

 ビバリーヒルズ警察が出した発表によると、33歳の本名レイ・ノーウッドJr.は、公共物破損、逮捕時の抵抗行為、暴行の罪で告発されたとのことだ。レイ・Jの代表は同件についてコメントを拒否している。

 今回の事件はホテルのバーでの口論がきっかけで始まったものの、どうやらホテル正面のバレーパーキング・エリアでエスカレートしたようだ。

 ビバリーヒルズ警察は声明で、「ノーウッド氏は警官と話したのち、同ホテルを去ることに同意しましたが、その後、バレーパーキング・エリアに入るとホテルのボーイに対し攻撃的になり、出て行くことを拒否しました。同氏に立ち去るよう繰り返し要求した後、ホテルのセキュリティから私的に逮捕するよう要請があったのです。制服を着た警官がノーウッド氏を取り押さえパトカーの後部座席に入れると、彼は攻撃的になり、足でサイド・ウィンドウを破壊しました」と説明している。

 レイ・Jは保釈金2万ドル(約204万円)を払い31日に保釈されたと伝えられている。同記事はTHR.comに掲載されていた。