テイラー・スウィフトが“苦渋の決断”、タイでのコンサートを中止に
テイラー・スウィフトが“苦渋の決断”、タイでのコンサートを中止に

 米シンガー・ソングライターのテイラー・スウィフトが、先週クーデターにより軍事政権が全権を掌握したタイでのコンサートをキャンセルした。同公演のチケットは既にソールド・アウトしていた。

 コンサート・プロモーターのBEC-Teroは5月27日、“タイにおける最近の出来事が原因”でコンサートが中止されることになったとウェブ上で発表し、詳細は述べていないものの、「全関係者にとって苦渋の決定だった」としている。

 バンコクでのコンサートは6月9日の夜に予定されていたが、タイでは現在、取り締まりは緩いものの夜間外出禁止令が実施されている。スウィフトは「タイのファンに愛を送ります。コンサートが中止になってとても悲しいわ」とツイートしている。

 スウィフトは現在行なっている【レッド・ツアー】にて、タイ以外のアジア各地でパフォーマンスを行なう。