ジャネール・モネイ、“謎の急病”により2公演をキャンセル
ジャネール・モネイ、“謎の急病”により2公演をキャンセル

 R&Bシンガーのジャネール・モネイが、オーストラリア・ツアーを“謎の急病”により延期したことが明らかになった。

 2公演についてキャンセルせざるを得なくなったモネイだが、5月17日のメルボルン公演ではバンドは既にセッティングを終え会場も満員だったとのこと。また、19日に予定されていたシドニー・オペラハウス公演も同じくキャンセルとなったが、彼女は現地に訪れてもいないという。

 プロモーターのライブ・ネイション・オーストラレーシアは、モネイは回復具合をみるため医師の管理のもと、メルボルンに留まる必要があると発表。なお、メルボルンの会場にいたというオーストラリアの音楽ジャーナリスト マーカル・ティーグは、「おお、ジャネール・モネイのメルボルン公演がなくなってしまった。ステージの準備が整うなか、キンブラの30分後に彼女が病気で出演できないと発表するためバンドが現れた」とツイートしていた。

 オーストラリアとニュージーランドの5都市をまわる今回の【ゴールデン・エレクトリック・ツアー】は、ニュージーランドのシンガー キンブラとのダブル・ヘッドライナーだった。ライブ・ネイションは、モネイが回復することを前提とした上で近日中に振替公演を行うよう動いており、予定では22日にブリズベン、24日にオークランド、26日に再びメルボルンを訪れることになっている。

 同ツアーの当初の発表でライブ・ネイションは、2人による夢の共演を宣伝文句にしていた。今回のアイデアは、昨年7月の【モントルー・ジャズ・フェスティバル 2013】中に、モネイとキンブラがスイスのバーにて、プリンス愛を共有したのと一緒に行なったジャムを経て意気投合したことから生まれたそうだ。