カントリー・シンガーのビリー・カリントンが、昨年彼を刑事告発したジョージアのツアー・ボートの船長(70)に訴えられていることが明らかになった。

 カリントンは高齢者に対する虐待の罪を認め、昨年9月に5年間の執行猶予を言い渡されている。検察官の話によれば、カリントンはタイビー・アイランドにある自宅をチャールズ・ハービー・フェレル船長の船が通り過ぎたことを受け、彼を追いかけまわし脅したという。

 サヴァンナ・モーニング・ニュース紙の報道によると、フェレルは5月6日に提訴したとのことで、そこではカリントンが答弁の2日前にとあるファン・サイトで彼をあざわらい、中傷したとしている。今回の訴訟は、カリントンがフェレルについて“恐れをなしたウサギのようになり”そして幻覚を起こした、などと綴ったことで告発されたそうだ。

 なお、カリントンの刑事事件弁護士、アレックス・ジッパラーがAP通信に語ったところでは、彼はこの裁判に関与していないとのこと。カリントンのレコード・レーベル広報担当からの返答もない。