プッシー・ライオットのメンバー、文学イベントに出席&コメントへ
プッシー・ライオットのメンバー、文学イベントに出席&コメントへ

 ロシアのパンク・バンド、プッシー・ライオットのメンバー2人が、トニ・モリスンやサルマン・ラシュディ、ロバート・カロなどがゲストとして出席する文学の祝典に参加することになった。

 国際ペンクラブ(PEN)の4月28日の発表によると、マリア・アリョーヒナとナジェージダ・トロコンニコワが【PENアメリカン・センター・リテラリー・ガラ】に出席する予定とのことだ。5月5日にアメリカ自然史博物館で開催される同イベントでは、長きにわたり表現の自由を支持してきた非営利組織PENからラシュディとツイッターのCEO、ディック・コストロに賞が授与されることになっている。

 プッシー・ライオットのメンバーは、ロシア政府の圧政に対する抗議やウラジーミル・プーチン大統領の批判により、ソチ冬期オリンピック中も含め複数回にわたり逮捕されてきた。

 PENの理事であるスーザン・ノッセルいわく、アリョーヒナとトロコンニコワはPEN/バーバラ・ゴールドスミス・フリーダム・トゥ・ライト賞の授与の際に簡単なコメントをする予定だという。今年同賞が贈られるのは、投獄中の中国人作家/ブロガー、イリハム・トフティだ。