米大手イベントプロモーターのライブ・ネイションが、日本のクリエイティブマンが所有する少数株主持ち分を取得し、ライブ・ネイション・ジャパンを完全子会社化することになった。

 フランク竹下氏率いるライブ・ネイション・ジャパンは、2012年初めの創立以来、レディー・ガガやニッケルバック、INFINITE、赤西仁など国内外アーティストのソールドアウト公演をプロモートしてきた。また、同社はPerfume、VAMPS、葉加瀬太郎などの日本人アーティストを北米やヨーロッパに送り出している。

 ライブ・ネイション・エンターテイメントのアラン・リッジウェイはプレスリリースにて、「グローバル・ネットワークの拡大を続けるうちに、ライブ・ネイション・ジャパンの完全子会社化が必要となりました。今後もいくつかのプロジェクトを共同で行ないますが、ライブ・ネイションは独自の利益を追求し、様々なパートナーと組んでいきます」と述べている。

 竹下氏はクリエイティブマンを離れ、ライブ・ネイション・ジャパンのマネージング・ディレクターの職務に専念する。