ファレル「ハッピー」が3、4月のチャートを制覇、ついに8週目の全米No.1に
ファレル「ハッピー」が3、4月のチャートを制覇、ついに8週目の全米No.1に

 3月、4月のシングルチャートを制覇したファレルの「ハッピー」ついに8週目の首位獲得となった、4月26日HOT100チャート。

 約2か月間のNo.1を死守し、ソロ作品としては自己最高記録を更新し続けているファレルの「ハッピー」。今週も2位から、No.1の座を略奪しそうな勢いをみせているジョン・レジェンドの「オール・オブ・ミー」だが、4月上旬から人気テレビ番組にファレル自身、複数出演したことがポイントアップに繋がり、8週目のNo.1獲得とともに、アルバム『ガール』も、先週の9位から2位に大きく上昇した。

 今週もTOP10内、順位の変動はほぼ無く、10位から8位にアップした、DJスネーク&リル・ジョンの「ターン・ダウン・フォー・ワット」と、8位から10位にダウンした、ワンリパブリックの「カウンティング・スターズ」が入れ替わったのみ。5位に停滞中のイディナ・メンゼルによる「レット・イット・ゴー」が収録されている『アナと雪の女王』のサントラ盤は、今週でついに10週目の首位獲得となり、全米だけでも200万枚を突破。HOT100チャートではイディナ・メンゼルに続き、デミ・ロヴァートのバージョンも70位にランクインしていることや、世界の音楽チャートでも、それぞれの国の女優がカバーした「レット・イット・ゴー」が大ヒット中で、『アナと雪の女王』が映画界のみならず、音楽業界に旋風を巻き起こしまくっている。

 昨年の夏にリリースし、カントリー・アルバムとしては最高の初動枚数を獲得したルーク・ブライアンの4thアルバム『クラッシュ・マイ・パーティー』から、4枚目のシングルとしてリリースされた「プレイ・イット・アゲイン」が26位から14位にジャンプアップ。これで『クラッシュ・マイ・パーティー』からは3曲目のカントリー・チャートNo.1獲得となり、3曲目のHOT100チャートTOP20位入りを果たしたことになる。

 そして続く15位には、初登場一番人気曲、エド・シーランの「シング」がデビュー。昨年のグラミー賞でノミネートされブレイクを果たしたシンガーソングライターで、6月にリリース予定の自身2作目となるアルバム『X』からの先行シングルとなる。全世界で500万枚を超えるセールスを記録したデビュー曲「Aチーム~飛べない天使たち~」の最高位16位をすでに超えて、アメリカでは自己最高のランクを更新した。アルバムには今週8週目の首位を獲得したファレル・ウィリアムスやリック・ルービンも参加。今作も世界的にヒットすることは間違いないだろう。