ファレル「ハッピー」がV7達成で2014年No.1最長記録を更新
ファレル「ハッピー」がV7達成で2014年No.1最長記録を更新

 ファレルの「ハッピー」が通算7週目のNo,1を死守した、4月19日HOT100チャート。

 特にストリーミング回数でポイントを稼いだ「ハッピー」。しかし、その差は僅差で、2位に停滞中のジョン・レジェンド「オール・オブ・ミー」が、いよいよ次週は首位に到達するのではないか、と予想されている。3位のケイティ・ペリー「ダーク・ホース」に続いて、7位までは先週と変わらず、9位から8位に再び浮上した、ワンリパブリックと、8位から9位に後退したアロー・ブラックの「ザ・マン」が入れ替わったのみ、10位のDJスネークも停滞し、今週はTOP10内、入れ替わりはほぼ無く、安定したチャート・アクションとなった。

 ジョン・レジェンド初のNo,1獲得が期待される中、次週TOP10入りを狙うのが11位のアメリカン・オーサーズ。彼らのデビュー・アルバム『オー・ホワット・ア・ライフ』からの先行シングルである「ベスト・デイ・オブ・マイ・ライフ」は、ポップ・チャートで8位、ロック・チャートで3位、そしてアダルト・コンテンポラリー・チャートでは首位を獲得し、HOT100でも11位まで浮上。この勢いを維持させて、自身初のTOP10入りが次週実現されることをファンも期待する。

 そして、先々週の31位から14位、今週ついに12位へとアップしたクリス・ブラウンの「ローヤル」、さらに先週TOP20入りを果たした、ジャスティン・ティンバーレイクの「ノット・ア・バッド・シング」(14位)も有力候補だ。また、昨年「ウェイク・ミー・アップ」が大ヒットしたアヴィーチーの「ヘイ・ブラザー」も、16位まで上昇し、TOP10以下、20位まではビッグ・ネームが混戦を繰り広げている。

 今週の初登場一番人気曲はアルバムチャートで2位にデビューを果たしたファイヴ・セカンズ・オブ・サマーの「シー・ルックス・ソー・パーフェクト」。ジャスティン・ビーバーやワンダイのカヴァーがYouTubeで注目を浴び、ワンダイと同じモデスト・マネジメントと契約した4人組のアイドル・ロックバンド。この「シー・ルックス・ソー・パーフェクト」は55か国のiTunesチャートで首位を獲得、公式サイトでも1000万回を超えるストリーミング回数を記録し、UKチャートではNo.1を獲得した。