テレビのライブ・コンサート番組『オースティン・シティ・リミッツ』(ACL)が今年で40周年となるのを記念し、シリーズに大きく貢献した人々の栄誉を称える殿堂を創設する。ローリング・ストーン誌によると、式典は4月26日にACLの本拠地であるテキサス州オースティンのKLRUスタジオ6Aで行われるとのこと。初の殿堂入りは、ウィリー・ネルソンとスティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブルらになるそうだ。

 ネルソンとレイ・ヴォーンのほかには、シリーズのクリエイターであるビル・アーホスと元テキサス大学のフットボールコーチ、ダレル・K・ロイヤルも殿堂入りする。ヴォーンとロイヤルは死後の受賞となる。また、4者ともにACLのみならずテキサス州にも深いつながりを持つことになるそうだ。

 ACLのエグゼクティブ・プロデューサーであるテリー・リコナはステートメントにて、「ACLは、ポップミュージックとテレビの両方の世界でユニークなアメリカの名物となった。豊かな歴史と遺産があり、今日のACLを築いた人々の功績をたたえる時が来たと判断したのです」と述べている。

 式典では、バディ・ガイやエミルー・ハリス、ライル・ラヴェットなどがパフォーマンスを披露する予定だ。