1960年代に人気を博したザ・モンキーズのオリジナル・メンバー、マイク・ネスミス、ミッキー・ドレンツ、ピーター・トークが、昨年に続き今年もアメリカツアーを行なうそうだ。ハリウッド・リポーターが伝えている。

 同ツアーは5月22日にニューハンプシャー州ハンプトンでキックオフし、6月7日のオハイオ州クリーブランドまで14公演が予定されている。

 トークは「メンバーと再会したり、もっと多くの場所で友達やファン達とツアーを共有できるのを楽しみにしている」、ドレンツは「マイクやピーターと過ごすのが待ちきれないよ。素晴らしい音楽に楽しい時間、それから朝の4時にサービスエリアで食べるチリドッグが楽しみだ」、ネスミスは「また音楽をプレイできて嬉しい。もちろん楽しむよ」と、それぞれ興奮気味に話している。

 ドレンツ、ネスミス、トーク、そして故デイビー・ジョーンズの4人により、1965年にTVシリーズのために結成されたザ・モンキーズは、1stシングル「恋の終列車 (Last Train to Clarksville)」が爆発的なヒットを記録。バンド名を冠したデビュー・アルバムは、米ビルボード・チャートで13週にわたりNo.1をキープし、78週もの間トップ200に留まった。

 その後もシリーズが放送された1968年までに3枚のNo.1アルバムを生んだほか、大ヒット曲「デイドリーム・ビリーバー」をはじめ、「アイム・ア・ビリーヴァー」、「恋はちょっぴり(A Little Bit Me,A Little Bit You)」、「どこかで知った娘(The Girl I Knew Somewhere)」、「恋の合言葉(Words)」など、ビルボード・トップ40に多くの曲を送り込んだ。

 2012年2月にデイビー・ジョーンズが亡くなったことを受け、再集結したザ・モンキーズは同11月、12月、および2013年夏にツアーを行ない成功を収めている。